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宇宙戦艦ヤマト2199
第14話「魔女はささやく」

感想

今回は、EDの絵で未登場だった傘に網タイツのゴシック少女がついに登場でしたね。
ミレーネル・リンケ。少女ではないかもしれません(笑)
なんと、総統の側近ミーゼラの部下で、ヤマトクルーに対して精神攻撃を仕掛けてきます。
役職は情報部なのに精神攻撃……。いいのかそんな機密部門に怪しげな術使いがいて……。

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フラーケンの次元潜航艦を使ったドメルのヤマト攻撃作戦は一時中断。
何故か、ミーゼラの情報部がヤマトを拿捕しようと目論みます。


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その頃、古代と雪は偵察飛行中。
2人の仲睦まじい口論に憤りを隠せない安定の南部(笑)

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2人が戻って来ると、なんとヤマトが推力を失って回転してました。
しかも横方向じゃなく縦方向にぐるんぐるんと……。

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不思議なことに艦内には誰もおらず、2人を載せたヤマトは勝手に発進してしまいます。
艦を止めようと自動航法装置へと向かう2人は、ミレーネルの作り出した幻に囚われてしまいます。

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今回はちょっと意外な回でしたね。怖かった……と言ってもいいかもしれません。
実際、背後を通り過ぎるミレーネルの影は怖かったし(笑)


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古代は家族が亡くなる前の実家へと戻った幻を見ます。
そこで戦意を喪失するように仕向けられる古代。
両親の言葉、兄との再会、そして「何故戦うのか?」と問いかける謎の女(ミレーネル)。

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最終的に古代は、家族が遊星爆弾によって亡くなったいきさつをはっきりと思い出し、雪を救おうという想いによって幻を振り払いますが……。
うーん、今回はどういう風に解釈すればいいのか悩みますね。
百合亜たんの件もあったし、何かの伏線にもなっているようなんですが……。

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精神世界を描いたということで、不条理描写のオンパレードでしたね。
僕の中では主人公の内面を描いた作品で真っ先に思い出すのが「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズで、エヴァに似た臭いのするカットもいくつかあったように思います。


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雪の見た幻も不思議でしたね。
あの病室で眠る雪(or そっくりさん?)は百合亜たんの夢でも出てきましたが、あれはいったい何を意味しているのか?

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同一人物が隣り合うベッドに寝てるということで、一瞬、雪は死んだ本物の雪を模して作られたアンドロイド?なんて不吉な考えが脳裡に浮かんでしばらく消えませんでした(笑)まあ、アナライザーのデザインを考えれば、人間と変わらない精巧なロボットは無理でしょうけど。
一年分の記憶しかない、隣のベッドで眠るもう一人の自分、TVでは自分が重体だというニュース……。
ミレーネルはあれを見せて雪に何をさせたかったのか?

あ、というか、ミレーネルの幻に覚醒した百合亜たんが干渉したんですかね。
重体の自分の記憶を見せることで目を覚ませと……。
しかし、一年前にあの事故・病室で何があったのかはやっぱり謎ですね。
第1話のイスカンダルからの使者と似てるという所から、雪とイスカンダルの間には雪自身も知らない関係があるんですよね。


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そして、もう一人イスカンダルと深い関係がありそうな人が、自動航法装置の女神に憑かれた百合亜たん。
今回、女神が覚醒して、なんか思ってたのと違う口調で動いてましたけど、中の人の正体は誰なんでしょう?
というか、自動航法装置の中に人格が入ってるいきさつが気になります。あの装置もイスカンダルからの贈り物でしたっけ?うーん……。

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とにかく、百合亜たんが今後どこへ向かって行くのか、謎は深まるばかりです。


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波動エンジンの力で破壊されてしまったミレーネルの精神。
今時、ビリビリビリーってなってやられる悪役いるんですね(笑)

しかし、EDで一番気になっていた人だったのに、たった1話で退場は残念……。
しかも、お嬢様と思わせておいてけっこう蓮っ葉な女性だったのも意外。
今回のような活躍の仕方なら、もっと違う立ち姿で描くべきでしょう。
見ようによってはフラーケンの娘に見えるからね!(笑)

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で、ちょっと気になったのが、ミレーネルを失ったミーゼラの涙と「私はひとりになってしまった」という台詞。
ミーゼラは部下の死に涙を流すような女性に見えないので、ミレーネルは親類なのかと思いましたが、おそらく、耳トンがってる種族がガミラス帝国内にミーゼラとミレーネルしかいなかった、種族最後の2人だった、という意味なんですかね?
もしかしたら、ミーゼラもミレーネルのように精神攻撃できるのかもしれません。


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 ラスト、「私も夢で大切な人に会えたよ」って古代に告げる雪さん。
からかってますね、雪さん古代をからかってますね。
しかも、古代が雪さんに好意を持ってないと意味を成さない言葉ですからね!
雪さん的には(´-`).。oO(古代くん私に気があるよね)って前提で言ってるんですよ!わぁ肉食系!(笑)

耐えようと、耐えようとしたんですが結局ニヤニヤしてしまいました。
もういい加減コクれよー古代~。








【今週の小悪党】

上官のドメルに隠れてこっそりゼーリックに報告してるなんて、小悪党ぶりが板に付いてるゲール君。

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そして、ゼーリックの方も、大物悪役の風格。

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このゲール、ゼーリックのコンビは、自分の保身と野心で動きそうな分かりやすい悪役。
ドメルや、メルダのパパであるディッツ将軍などは、国のために働きつつもガミラスの行く末を憂いているグループ。
そして、デスラー総統は側近さえも知らない何かを企んでいる。
さらに、今回のミーゼラの涙を見ると、ガミラスへの愛国心よりも種族への郷愁の方が強いのかもしれません。

けっして一枚岩ではないガミラス内部。
そしてまだまだ謎だらけのイスカンダル……。