突然ですが特集企画!!
男♂と女♀の恋愛映画(?)祭り☆彡
(偏り気味;)

第2弾! 「身長差」の問題はどこいった!?の巻。

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「ラブ★コン」(2006年、日本)

監督:石川北二  脚本:鈴木おさむ  原作:中原アヤ  出演者:藤澤恵麻、小池徹平、玉置成実、山崎雄介、工藤里紗、水嶋ヒロ、谷原章介、温水洋一  音楽:川口大輔  主題歌:misono  撮影:藤本信成  編集:掛須秀一  製作会社:「ラブ★コン」製作委員会  配給:松竹  上映時間:99分

【あらすじ】
身長が高いせいで男の子にフラれた過去を持つ小泉リサ(藤澤恵麻)と、身長が低いせいで女の子にフラれた経験のある大谷敦士(小池徹平)は、外見のコンプレックスに悩んでいた。お互いに“チビ!”“デカ女!”と呼び合う2人だったが、何故かクラスで一番気が合うのだった。



【感想】
(2011年10月1日、TV録画にて鑑賞)

背の高い女子と背の低い男子の凸凹コンビが織り成す、さわやかな学園ラブコメディ。
身長170cmのおっきな女子高生・小泉リサを藤澤恵麻が、身長159cmのちっさい男子・大谷を小池徹平が演じます。

身長差がネックとなり、なかなか恋愛に発展しない女子と男子の青春ラブコメとして当時紹介されていた記憶があるんですが、絵面的には違和感を感じるほど凸凹してるわけでもなかったです。
それよりも、いつの間にか夫婦漫才が始まってしまう友達のような2人の関係が、とにかく仲良しさんに見えてしかたなかったですね。
友人関係(恋愛対象外)を恋愛に発展させたいができない、というもどかしさが大部分で、そういう印象が強い映画です。


一発ギャグのオンパレード的な感じもあり、アラサーを迎えた僕には正直キツイものがありましたが、思わず笑いがこみ上げるシーンもいくつかありました♪

ムツゴロウさんが突然出てきて、「動物は興奮するとですねえ……」と解説する様子に爆笑。
あと、小池徹平の「冗談やめろや~~!」はこの映画で最大のボケでした♪


後半は谷原章介演じる王子様風教師が恋のライバルとして出てきて、ムリヤリ恋愛モードへと突入していきます。
ライバルの登場によって、ようやく自分の本当の気持ちに気づく……的な展開ですね。

ただね……、これ、恋の障害になってたはずの「身長差」が最後はどうでもよくなってしまってるんですよね(;´∀`)
恋の障害が「身長差」から「谷原章介」に上手いことすり替えられてしまってる。
「自分より小さい男子と付き合えるのか」「自分より背の高い女子と歩けるのか」という序盤で匂わせていた恋のお悩みは解決されてない気がします。

その設定で物語へと導入したのに、ラストの方で「そんなの、もうどうでもええねん!」みたいなまとめ方は「( ̄д ̄)エー ズルイよー」と言いたくなりました……。


それとも、バスケの試合でのミラクルシュートが身長差を克服したことを暗に示しているのかっ!?
いや、ないないなぃなぃ……(笑)






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