ぼくのゲーム遍歴 ~シミュレーションRPG編~

「フロントミッション 4」

機種:PS2
ジャンル:シミュレーションRPG
開発・発売:スクウェア・エニックス
発売年:2003年

「フロントミッション」シリーズの一つ。いわゆる“正史”での4作目。「4」は「フォース」と読みます。
ボディ・アーム・レッグを自由にセットアップした機動兵器「ヴァンツァー」を動かし、マップ上の敵ユニットを撃破していく、タクティカル・シミュレーションRPGです。

【ストーリー】
2人の主人公の物語が交互に進んで行きます。
E.C.共同で設立されたヴァンツァー戦術研究機関「デュランダル」に配属された元フランス軍兵士・エルザは、ドイツ軍基地を襲撃した謎の部隊を追ううちに、事件の背後にザーフトラが関わっていることを知ります。
その頃、南米ベネズエラでは、州知事がU.S.N.からの独立を宣言。U.S.N.の不良軍人ダリルは、パトロールの最中、偶然にも州知事の隠し財産を手に入れます。何tもの金塊を前にしたダリルたちは、軍を脱走し国外逃亡する決意をしますが……。

【システム】
リンクシステムによって多対多の戦闘が可能に。敵ユニットを囲んで集中砲火したり、1ターン内に何度も攻撃したり、敵からの攻撃に別の味方ユニットが反撃したりと、よりリアルな戦闘が見れます。
また、個々のユニットの役割がある程度固定しているんですが、その上でプレイヤーの好みを反映させることもできます。特に資金に余裕のある2周目以降は、いろいろ遊べます。



【感想】
PS2での初フロントミッション(FM)ということで、それまでの作品との最大の違いは、グラフィックの大幅な進化。3Dのヴァンツァーがのっしのっしと歩いて行く姿はカッコイイです♪これを遊んでしまったら、もう2DのFMはつまんないってくらいです。

音声も、戦闘直前と直後のイベントパートでセリフを読み上げる演出があり、今までよりもキャラクターが立ってる感じがしますね。
すべて英語音声なんですが、ドイツ人はドイツ語っぽい訛り、ザーフトラ(旧ロシア)人はロシア語っぽい訛りの英語、というこだわりが面白いです。
ただ、表示される日本語セリフに対して音声が長かったりするのがちょっと気になりましたが……。

演出面でも安定した面白さだと思います。


敵キャラも魅力的で、僕は特にザーフトラ部隊の女性指揮官イワノヴナが好きです。
赤毛、ツリ目、部下をこき使う、衝動的、戦闘狂etc...ラストの執念の包帯ぐるぐるとか、かなりはじけたキャラでした♪

一方、女性に人気高そうなのが、ドイツ軍精鋭部隊ブラウネーベルを率いる金髪オールバック、ヴァグナー。
彼も敵役ですが、類い稀な戦術眼と指揮力を持ち、デュランダルの前に立ち塞がります。老け顔のボッシュと同期というのが意外だった……。(ハーミーズが20歳というのが一番意外だけどw)

イワノヴナとヴァグナー、まったく正反対の2人が、2つのストーリーのラスボスになります。


ヴァンツァーのセットアップに関しては、若干厳しくなった印象。
特殊なバックパックが多数登場するのですが全体的に重く、最新のパーツに最新のバックパックを背負うと最新の武器が重量オーバーで持てない……、という状況がけっこうあります。リペアを背負ったユニットは常に回復量を取るか攻撃力を取るか悩むと思います。

ただ、セットアップ自体もグラフィックの向上で楽しくなったし、悩みながらも僕は3周もしています♪
「5」は名作だけど、「4」の方が手軽に遊べるのかも?