「ラッシュアワー3」(2007年、アメリカ)

原題:Rush Hour 3  監督:ブレット・ラトナー  脚本:ジェフ・ナサンソン  製作:アーサー・サルキシアン、他  製作総指揮:トビー・エメリッヒ  出演者:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、真田広之、ノエミ・ルノワール、工藤夕貴  音楽:ラロ・シフリン  撮影:ジェームズ・ミューロー  編集:ドン・ジンマーマン、他  配給:ニュー・ライン・シネマ、東宝東和  上映時間:93分  

【あらすじ】
在米香港領事館の大使が、中国マフィア"シャイシェン"の存在を突き止めたために狙撃される。一命をとりとめた大使と娘を守るかたわら、シャイシェンを追跡することになったリー捜査官(ジャッキー・チェン)とカーター刑事(クリス・タッカー)。事件を解く鍵がフランスにあることを突き止めた2人は、パリへ飛ぶが……。



【感想】
(2011年11月20日、地上波にて鑑賞)

ジャッキー・チェンクリス・タッカーのコンビが無茶する映画第3弾。
1作目は見ましたが、2作目、3作目は見てなかったですね。

1作目ではたしか、香港領事の娘スーヤンが誘拐されるんですが、今回、そのスーヤンがおっきくなっててビビりました!
まぁ、よく調べたら1作目とは役者が代わってるんですけどね(笑)当時の子役がそのままやってるもんだと、つい早合点してしまいましたが……。
役者代えるんだったら、もっとセクシーな人でもよかったのにね♪(ォィ)


物語は、いつもどおりの「ポリティカル"おバカ"アクション」。
クールで融通の利かないリー捜査官と、四六時中喋ってるカーター刑事が、中国マフィアの秘密を暴くため、パリで騒ぎまくります。

カーターのトークがとにかくすごい。人種ネタ使いすぎ(笑)
「白人はああだ」「フランス人はこうだ」「中国人はああで」「日本人はこうだ」まぁ、おっしゃるとおりですが、なかなかに辛辣な物言いでこっちが心配になりました(;・∀・)
しかし顔面白いよな……(・∀・)ニヤニヤ

一方、リーの方はいつもよりちょっとシリアスな展開?
かつて孤児院で少年時代を共に過ごした男・ケンジが敵として立ちはだかります。
ケンジを演じた真田広之……。カッコイくていいんですが、この映画の登場人物としては、少し真面目すぎたかな……。
っていうか、そもそも、ジャッキーと真田広之が幼馴染みには見えん!(;´∀`)

その他、工藤夕貴がバリバリの悪役で出てたり(しかも中国人の役?)、全編通してセクシーショットを忘れないでいてくれたり、なかなか楽しい映画です♪


ふと気になったんですが、「ラッシュアワー」シリーズは「落下」がテーマなんでしょうか?
本作はやたらと落ちるシーンが多かったように感じました。

しかも、布が毎回絡んでくるような……。
僕の脳内でのタイトルは「布と落ちる3」ってことになってます。