宇宙人ポール
(2011年/イギリス、アメリカ)

【監督】
グレッグ・モットーラ
【キャスト】
サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
セス・ローゲン(声の出演)
 
*あらすじ
 
イギリスからやってきたSFオタクの2人組・グレアム(サイモン・ペッグ)とクライヴ(ニック・フロスト)は、オタクにとって聖地であるコミックの祭典"コミコン"を目指し、キャンピングカーで男2人の気ままな旅を楽しんでいた。その途中、アメリカ中西部のUFOスポットを巡っていた彼らは、ネバダ州の"エリア51"でポールと名乗る宇宙人と遭遇する。謎のエージェントの追手がかかる中、グレアムとクライヴはエリア51から脱走してきたというグレイ型エイリアンを故郷に帰そうと奮闘するが……。

*感想(2011年12月28日、チネ・ラヴィータにて鑑賞)

笑いました~♪

グレイ型の宇宙人ポールを匿ったために巻き起こる珍騒動の数々!みたいなSFコメディ映画。
いや、SFパロディ映画って言った方が正しいのかな?
とにかくいろんなSF作品へのオマージュが詰め込まれている作品ですからね。

ただし、断っておきますがYuckeはほとんどわかりませんでした!
オッパイ3つ女と、スピルバーグとポールの意外な関係とか……、それぐらいしか引用元がわかりませんでしたね。
SFが大好きだとか言いつつ、まだまだこの程度です(;^ω^A ァセァセ

でも、後半は元ネタ分かんなくても普通に笑えました。
良い意味で、SFがとれてコメディ映画になってました。


主演は、脚本を書いたサイモン・ペッグとニック・フロスト。
イギリスからコミコン目当てにやってきた生粋のSFオタクを演じます。
もう、見事なまでの独身オタク男ぶりでした。それが男2人でキャンピングカーで昼夜問わず常に一緒に行動……。うん、いい具合にキモいですね~♪

そんな彼らの前に現れた宇宙人。その名もポール(笑)
これがもう最高♪タバコ吸いながら渋い声で女を語るとか、ヤバイです。
そう、声がなんかよかったですね。体型に合わない落ち着いた声だったのがまず意外で、でもその声で下ネタ連発したり、ファックサイン出したり、素行が悪い悪いw

ただ、たまにすごい愛らしい顔をしたりする。眼球が大きいせい?


で、オタク2人組が宇宙人をキャンピングカーの中に匿いながらの旅が始まるんですが、そこへ謎の任務を負ったゾイル捜査官(ジェイソン・ベイトマン)や、キリスト教原理主義の女性ルース(クリステン・ウィグ)なんかが絡んできて……。

このルースなんですが、科学を一切信じない極端な思想の持ち主で、世界は6000年前に神が創ったと信じている原理主義者。
そんな彼女が、ある意味科学の塊であるエイリアンと出会った時の反応は見ものでした(笑)
そして教義的にはどんどん堕落していく姿が面白い。
天然っぷりでも笑わせてくれます♪


ラストはなんだか感動の結末。
意外に深い話だったような気もしないでもない、痛快な映画でした。


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さて、これでようやく2011年に見た映画のレビューも書き終わりました。

……。

いいえ、嘘です!
実はレビューするタイミングを逃したまま忘れていた作品もありますね。
まぁ、いつかまた見ると思う作品なので、その時にでもまとめてレビューいたします。

そんなわけで、次回からは2012年に見た映画レビューへとついに突入!!
ハハッ♪4ヶ月も遅れてるよ! by ミッキー

この遅れを取り戻すために(というか、忘れないうちに記事を書いてストックするために)、レビュー記事の書き方をちょっと変えようと思ってます。
具体的には、より簡潔にしようかと。
同じ様式が1年以上続いて自分で飽きてきたというのもありますし。
サクっと書いていけたらな、と思います。
もちろん、好きな作品については長々と語りますが!