LUPIN the Third -峰不二子という女-
第1話~第4話

【監督】
山本沙代
【声の出演】
沢城みゆき
栗田貫一
小林清志
浪川大輔
山寺宏一
梶裕貴

*あらすじ

第1話 大泥棒 VS 女怪盗

あるカルト教団の本拠地フロイライン・オイレ島。ルパン三世は教祖が持つという秘宝「フラフラの灰」を狙って、島に侵入していた。教祖の側には美しき花嫁の姿が……。彼女の名は峰不二子。謎多き女怪盗である彼女もまた「フラフラの灰」を狙って教祖に近づいていたのだった……。

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第2話 .357マグナム
高級カジノでの賭けに負けた不二子は、マフィアの女ボス・チッチョリーナから「ある男の銃を盗み出し、その最後を見届ける」という依頼をムリヤリ請け負わされる。ある男とは裏社会で恐れられている早撃ち0.3秒の天才ガンマン・次元大介だった……。

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第3話 淑女とサムライ

アストリア公国の貴重な美術品が積まれた列車。その中には国王とその孫たち、そして家庭教師マリアとして峰不二子も乗り込んでいた。国王の孫たちは列車の中で侍姿の東洋人と知り合う。石川五ェ門と名乗るその旅芸人は、実は国王暗殺を依頼されていたのだった……。
 
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第4話 歌に生き、恋に生き

銭形に逮捕されてしまった不二子。銭形は釈放と交換条件に、ルパン逮捕の協力を不二子にさせようとする。ルパンが次に狙うのは「オペラ歌手・アイヤーンの仮面」。アイヤーンが公演を行う劇場には、幽霊が住みつき仮面を狙う者に死をもたらすという噂があったが……。

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*感想(第1話~第4話)

今更ながら、ルパン三世TVシリーズのレビューをば。
全13話で、4月~6月の放送期間だったんですが、僕の暮らす地域では放送がなく、ネットでの動画視聴となりました。
これから放送始まる地域もあるみたいなので、これから見るって人は以下の文章、ネタバレに注意です。



峰不二子が主役、峰不二子の過去に迫る、という触れ込みで始まったこのTVシリーズ。 
期待どおり、いや期待以上の視聴者サービスっぷりで、「今週は脱ぐのか?いや、脱ぐだろ!」という煩悩丸出しで見てましたが、意外に物語が難解です。
特に第1話、普通に見たら「ルパンと不二子の出会い」のエピソードなんだけど、シリーズ終盤になると実はこの第一話からクライマックスへの流れが動き出していたことが明かされて、「えーー!マジで!?乳首しか見てなかった……」って後悔すること請け合いな、そんな構成です。

第2話~第4話も、お宝を巡るバトルに主要キャラ(次元、五ェ門、銭形)との出会いを絡ませた、「顔見せ」的な構成なんですが、実はいろんな所に終盤重要な意味を持ってくる「フクロウ」や、フクロウをモチーフにしたデザインが散りばめられてます。
例えば、第二話で不二子がチッチョリーナのホテルに監禁されたシーンで、部屋の大きな窓の窓枠がフクロウの顔を模していることに気づいた時は鳥肌でしたね。「見てるよ!フクロウ、こっち見てるよ!」って。
もちろん、気づいたのは最終回間近にもう一度最初から見なおした時。初見では完全にスルーしてましたが、「フクロウ」がこのシリーズでは重要なシンボルになっているので、毎回いたるところに出てくるフクロウやフクロウのデザインは気にしておいて損はないかもしれません。


でも、そういう深読み一切しなくても、普通に楽しめてしまったのは事実です。
第1話のルパン回では、涅槃像でサーフ&ダイブするというぶっ飛んだ展開(笑)
不二子、ルパンの他に銭形も登場し、その部下のオスカーが銭形に頬を赤らめていたりと、いろいろ次回が楽しみになる幸先の良い(?)スタート。 

第2話、次元回では、ルパンと出会う前のよりハードボイルドな次元が登場。
ちょっとカッコイイ回だった。不二子の和装もイイ感じ♪(すぐに脱ぐんだけどねw)
個人的には、女に振り回されまくった次元の「俺には、分からねえ……」に酷く共感。

第3話。ルパンや次元と出会う前の五ェ門が登場。
ゴエがとにかく痛々しい。不二子なにもしてないのに、勝手にゴエが落ちてく、不二子に。
五ェ門のウブさ加減が本シリーズ以上に発揮された回だったかと。
「峰不二子ちゃんか……///」い、いや五ェ門、その女はやめとけ……(笑)
序盤の家庭教師マリア先生と、3人の子供たちが歌う姿は、やっぱあれですか?サウンド・オブ・ミュージック?

第4話。意外にも不二子と最初に寝たのは銭形のとっつあんだった!?
それにすごい嫉妬心を燃やすオスカー!え、どっちに?って、不二子に対してですよ!不二子に対して「あの雌豚め……、よくも僕の銭形警部を……!」ですよ!そうです、オカシイんですよこのアニメ(笑)
何気にルパンと銭形の追っかけっこが初登場。ただし、従来の「まぁてぇ~、ルパーン~~!」ではなくて、「この身に流れる血が……!」みたいなこと言って追いかける銭形。かっこよすぎ。
不二子の過去の記憶もちょこっとだけ登場しました。
でも、ゲストキャラクターの物語の方は正直うまくまとまってなかったかな。

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出だしとしてはまずまずの面白さでしたね。
第5話~第8話の感想はまた今度!