※この記事は野原ひろしさんの記事を読んで思ったことを元に書かれました。



ネットで話題になったという、

9÷0=

の答え。


9の部分は1でも2でも3でもなんでもいいんですが、要するに、

0で割るなんてできるの?

ってことですよね。


ある小学校では 9÷0=0 というのが正解の扱いになってたらしく、
(僕自身、0という答えに何の違和感もありませんでした……)

0とするのが正しいのか、
解なしとするのが正しいのか、

ネット上で議論になったそうなんです。


で、数日前ツイッターを眺めてたら、この話題に関連した画像がありまして……。

iPhoneに初めから入ってる計算機アプリを使ってこの9÷0を計算すると……。



割る!



は!



`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

なんだこれはッ!?
す、す、す、数字じゃなくてカタカナがwwwwwwwwwwwww
「すごいよマサルさん」に出てくるレジみたいだwwwwwwwwww

これ、ネタじゃなくて実際にこう表示されるんですよ。
iPhoneお持ちの方は試してみてください。(他のスマホ・ガラケーの方もぜひ試してみてください♪)


でも、これたぶんアップルさんが正しいと思います(笑)
エラー……。
つまり「そんな計算打ち込まれても……///」ってことで、「解なし」が正解なんですよね、きっと。

それに、何かを0で割るという状況は間違いなく生きてる間に起こらないですよね……。


でも、なんでこんな問題が出てきてしまうのか?(しかも小学校の授業で……)
その理由は分からないけど、一つには数字を記号的に捉えているせいもあると思います。
計算の練習をするときには数字の持つ意味・大きさなんて考えないから、機械的に繰り返す中で自然とできた答えなのかな?と……。

ちなみにスマホの電卓アプリでは上のようなスマートな答えでしたが、
実際の電卓を使って計算したら9÷0=0でした。
この事実も、9÷0=0がはびこる原因の一つかも。

それから、電卓って何も打ち込まない状態で既に「0」って表示してますよね。
電卓にとっては「0」がスタート画面であり、基準の値なのかもしれません。


そもそも、0という数字自体にもいろんな意味があるし……。
例えば、「なにもない」という意味の0もあれば、温度の値のようにプラスとマイナスを分ける基準値としての0もありますよね。
気温0度っていうのは、「なにもない」って意味とは明らかに違いますもんね。


うーん難しい。
そもそも僕は理系ではないんだった……。
まさかこのブログで数学について語るとは夢にも思わなんだ……。
この続きは誰かにお任せしまーす(笑)





12/1追記

ルワンダでコンピュータを教えている理系の友だちによれば、

9÷0の答えは∞(無限大)とのこと。

例えば、
9を0.1で割ると解は90、
9を0.01で割ると900、
0.001で割ると9000……
……というように、0に近い数字で割るほど、解は大きくなっていくんですね。

そんなわけで、割る数を限りなく0に近づけていくと解は限りなく大きくなっていって……

∞ ドオォォォォン!

……だそうです。

零じゃあないどころか、無限大だってさ(笑)

でも、これはこれでまた別の謎が出てきやしないか……?
(どうやら終わらない問題に手を出してしまったかも?w)