るろ剣名セリフ集・第9弾!
今回は24巻~28巻(最終巻)の名セリフを集めてみました。

漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」名セリフ集
其之九

巻之二十四

あくまで可能性…。常識で考えたら零に近い…。けど、零じゃあないーーッ!!
――明神弥彦
薫が生きているかもしれないという僅かな望み。それに賭けた弥彦の言葉。


けんしーーん、御飯まだぁー? ――神谷薫
実は薫は生きていた!しかし、眠りから冷めた薫の第一声が……(笑)


人形使いが自分が操る人形より弱いと思っているならとんだ大間違いだな…。
――外印
蒼紫相手にけっこう頑張る老獪・外印。


あれは「人間」という神の造型に私の造型が匹敵した証明!このまま腐らすには余りに惜しい。外法の歴史に残す価値がある!! ――外印
外法者でありながら、機能美と造形美を極めた人形師。


外法の悪党は外法の力を以て更なる闇へと葬り去る。それが隠密御庭番衆の最後を締め括る御頭としての務めだ。 ――四乃森蒼紫
「最強の華」を死んだ仲間に捧げることよりも、もっと己の力を有意義に使える使命を見つけた蒼紫。

巻之二十五

瞳を閉じればいつでも浮かぶあの遠い背中に追いつくため…。そしていつか追い越すため…。そのための道は前にしか、前にしか拓かれないんだ!!
――明神弥彦
この子のポジティブ思考というか、愚かなまでの前進力というか、潔くて見ていて爽快なものがあります。


君の心の弱々しい迷いと裏腹に、君の手は強く握りしめて離さない……。
――オイボレ
落人群で出会った老人・オイボレ。すべてに絶望した剣心がなおも握りしめていた刀に着目します。


侍が侍を恨む道理なんてねェはず!誇りがどーの、時代がどーの…、侍が口にしてわめいてもそんなの空しく響くだけ。侍なら拾った命で新しい時代にこれから何を為すか考えろ! ――明神弥彦
鯨波を論破?(笑)

巻之二十六

……来な。息子と同じ名前のよしみだ。本来の親父の代わりにこの上下ェ門が精根叩き治してやらぁ。 ――東谷上下ェ門
もちろん実の息子と知った上での愛情表現。


儂達は増々肥える、お前等は増々ひからびる。悔しかろうとこれが現実!
――谷十三
小悪党にしては見事な状況説明!


そんなにお山の大将になりてェなら、まずブタから進化してせめて猿になってからにしろ。 ――相楽左之助
冴え渡る左之助の毒舌!

巻之二十七

腕一本と引き換えで済むなら、勝利の代償としては十分安い! ――青龍
四星の一人・青龍の言葉。片腕を囮に斎藤の牙突を見切る。そこまではよかったんだけど……(-_-;)


勝利の前に一度正悪(しょうあく)に目を向けてみろ。そうすれば負け戦とてそれなりには楽しめる。 ――斎藤一
なんか、斎藤さんのこの言葉、優しくない?


もはやこの私闘に於ける制空権は貴様には無い。制空権はこの俺のモノだ!!! ――雪代縁
ジャンプ後にさらに空中で跳ね上がるというマンガな技を使う縁。


「剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!」それが拙者が見い出した答でござる!! ――緋村剣心
つまり一生、人を守るために剣を振るい続ける。かつて殺めた命への償いはそのあと……。


時代時代の苦難から人々を守るこの飛天御剣流に底など無い!!!
――緋村剣心
「龍鳴閃」で形勢逆転。活人剣は人を守るための剣術。破壊力だけで成るものではないんですね。

巻之二十八

何がどうなろうと俺はただ攻め有るのみ。守りなど無い!守る必要なども無い!!俺が唯一守りたかったものは既に貴様に…貴様に奪い取られている!!! ――雪代縁
とても切ないセリフ。縁もまた幕末という時代の被害者なんですね。


もう人が「殺す」のも殺されるのも御免だ。いかなる者であろうと拙者はこの手が届く限り誰一人たりとて死なせはしない! ――緋村剣心
これが剣心の信念。どんな悪党だろうと守ろうとする剣心に縁の心は揺れ動きます。





そんなわけで、るろ剣の名セリフ集も今回で終わりです。
なんだか、「名セリフ」というより「好きな・かっこいいセリフ」になってしまいましたが……(笑)
いつの間にか、各巻から数個ずつ……というルールを無意識に決めてしまったせいでけっこう大変でしたね。

でも、名セリフ自体を取り上げてくのは好きなので、これからもなんか面白いのがあったら更新していくと思います。