誰も聞いてくれないので自分から言いますが(笑)、Yuckeは家族共に無事です。
怪我もありません。空腹に喘いでもおりません。温かい場所で暮らせています。そして笑えています。
14日からは職場に行き、ほぼ平常どおりに仕事してます。


ただし、ライフラインの復旧がまだ完全ではありません。

ここ数年、仙台市宮城野区のアパートと、泉区の実家を行ったり来たりしていますが、
アパートの方は、電気・水道・ガス(プロパン)が使えます。
実家の方は、電気と水道が使える状態です。

TVで毎日流される、避難所の映像からは想像もつかないような恵まれた環境。

しかし、たしかに11日の地震直後から比べればかなりの面で元に戻りつつありますが、逆にじわりじわりと苦しくなってきたものもあります。
食料と燃料(ガソリン・灯油)です。
(ガソリン……、バスが少しづつ動いてるので僕には必要ありませんが、父の仕事には必須です)

まあ、これも3連休の間に少しは好転するんじゃないかと、楽観しています。
というより、楽観するしかないです。考えたところでどうにもならんのです。


津波の被害にあった地域では、避難所に物資が届かない・足りないという問題がいまだに続いています。
一方、東京では計画停電というもののために、1千万人が不便な生活を強いられています。

もしかしたら、僕の置かれてる環境が、一番恵まれてるのかもしれないな、と肩身の狭い思いです。
ケータイで周囲と連絡取れますし、部屋には電気がついていて、ネットもできるわけですし。
沿岸部と、そうでない場所の、温度差をビシビシ感じる毎日です。


まあ、いろんなことを考えたり、思う日々です。
多分、日本人の多くが今のにっちもさっちも行かない状況をもどかしく思っているんではないでしょうか。
僕も、もどかしく思っています。漠然とした不安が常にあります。
でも、すべての国民が復興に向けて足並みを揃えることはしょせん無理なのかもしれない。
自分なりの復興をそれぞれがやっていくしかないと思います。



このブログを、元のように更新していくようになるには、今しばらく時間がかかりそうです。
やはり、今現在苦しんでいる人がいるんだと思うと、のんきに映画も見れません。(それ以前に放送してないですけどね)(録りためておいたのを見てみようかな;)

だからこそ、明るい話題が必要なんじゃないかと思うのは、僕がまだ余裕がある生活だからでしょうか?
ラジオで流すべきは、原発の最新情報よりも、落語なんじゃないかと……、いやもちろん原発の情報も大事ですけど、でも地震直後の3日間、ラジオのみの生活をしましたが、本当に落ち込みますよ。気分が。励ましの言葉に、アンパンマンの歌に、涙が出そうになりますよ……。
「つらかったねえ、大変でしたねえ、頑張ってくださいね……」という憐れみの応援よりも、「生きてるだけで丸儲けじゃん♪」と笑い飛ばす落語の力こそ必要なんではないでしょうか、って恵まれた被災者の僕が言っても……って感じですね。ああ、笑点が見たい……。


無駄なことを書きすぎました。(しかも笑点は落語じゃないし;)


3月11日~13日に予定していた、「恋愛映画祭り(笑)」は、震災によって予定が狂いました。
この3連休中に実施はできないと思いますが、レビューの準備は進めていきます。

あと、今回の震災については詳しい出来事(日記形式)を今後のためにUPする予定です。
現在進行形で起こっていることですので、折を見て……。