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「公安警察捜査官」(2006年、日本)

監督:鈴木浩介  企画:加藤東司、武内健  製作:松下順一  脚本:小林弘利  原作:北芝健  出演者:竹内力、遊井亮子、尾美としのり、山口祥行、セイン・カミュ  撮影:唐沢悟  美術:橋本優  主題歌:笠原涼二「雨ニモ負ケズ、、、。」  配給:アートポート  上映時間:81分

【あらすじ】
爆弾テロの予告電話があり、騒然となる都心の高層ビル。刑事たちがビル内部への爆弾捜査をためらう中、暴力捜査で停職中の狩場健(竹内力)が捜査を志願する。爆弾を探してビルの中をかけずりまわる狩場は、間一髪で爆弾処理に成功する。その功績が評価され、狩場は公安部への異動を命じられる。
爆弾テロの恐怖が広がる中、狩場は欧州での日本人集団拉致疑惑を追っていた。やがてそれは一連のテロ事件と繋がり、次第に巨大な陰謀が姿を現わしてくるのだった。



【感想】
(2011年2月13日、TV録画にて鑑賞)

なんで、ハリー・ポッターの記事の後にこんな映画を更新するのかって感じですが、
じゃあ、いつUPするの?って考えると一生UPすることなさそうなので、頑張ってUPです(笑)


竹内力主演のポリス・サスペンス。
これに比べたら「踊る大捜査線」はアカデミー並ですね。
これがB級映画ということは分かりますが、それなりに楽しませてくれないと困ります。

原作は、元刑事で作家の北芝健。なので、「踊る~」よりも重厚でリアルな筋書きになってますが、なんなのこのつまらなさは……?そんな結末じゃ誰も納得しないでしょうよ!


描かれているのは、今まであまり語られることのなかった“公安警察”の話。
TVのサスペンスに登場するのはほぼ警視庁や県警ですから、新しい素材と言ってもいいかもしれない。
公安の捜査官たちは、市民ではなく国家を護ることが使命。内務省だか、外務省だかのお役人と縄張り争いみたくなったときには、なかなか面白かったですが、すでに序盤で原作者が出てきて茶を濁してますので、真面目に見ていいのかわからなくなってます。

潜入捜査をしていた仲間があんなことになっても、そもそもあんたそんなに重要な脇役だったのか、みたいなことを考えさせてしまう作りで、いまいち空気が読めない。
で、最後には結局「踊る~」と同じく、「権力ないヤツは正しいことを貫けない」という挫折が待ち受けており、まだ「踊る~」であれば所轄の青島が警視庁の室井にそれを託すというシーンでストレス解消されるんですが、この映画では壁にぶつかって挫けて墓参り、という大人しさ。
上層部に頭下げられて捜査終了、というモヤッとする終わり方です。


短編小説ならば、どうにもならないけれどそれも現実、こういう話もあるよと受け流しますが、映画としての面白みが全編にわたってまったく感じられない、しかもラストがシラケモードなので、失敗作としか思えない作品。
こういう映画もあるよ、とは割りきれませんでした。
放送する方もする方だし、見る方も見る方ですね……(;・∀・)