イーグル・アイ
(2008年/アメリカ)

【監督】
D・J・カルーソー
【キャスト】
シャイア・ラブーフ
ミシェル・モナハン

*あらすじ
 
うだつの上がらない平凡な青年ジェリー(シャイア・ラブーフ)の携帯に、ある日、知らない女から電話がかかってきた。「今すぐ逃げろ」という女の警告を無視したジェリーはその直後、身に覚えのないテロ工作の容疑でFBIに拘束されてしまう。謎の女性・アリアの差し金によってFBIのビルから脱出したジェリーは、携帯から的確に逃走経路を指示してくるアリアに命じられるがまま街中を逃げ回り、レイチェル(ミシェル・モナハン)という女性の車に乗り込んだ。彼女もまた「指示に従わねば息子を殺す」とアリアに脅迫されていたのだった。

*感想(2011年6月25日、TV録画にて鑑賞)

地上波サイズになってたせいか、息もつかせぬ展開がすごい面白かったです。


なによりも主演のシャイア・ラブーフ。彼を見たのはこれが初めてでしたが、もうツボです。
もう全身から溢れる「うだつの上がらない加減」が最高です(笑)
僕なんかは、彼の中に自分の姿を見出してしまいます。見る者の分身となって活躍してくれる。
マット・デイモンとかだと、こうはいきません。あの人は自分と違いすぎる……。

そんなシャイア演じる青年ジェリーが、謎の女に携帯で指図されながら、FBIから逃げ回るストーリー。
その指示が逐一正確!こっちは車で逃げてんのに、なんで次に起こることを予想できるの!?アンタ、どっから見てるの!?ってなコンセプトの「イーグル・アイ」という映画。
そこにバツイチで子持ちの女性レイチェル(ミシェル・モナハン)も絡んできて、ロマンスめいたものを展開する予感もヒマもなく、2人で走りまわってる印象の作品。

彼らを追うのはFBIのモーガン捜査官。ビリー・ボブ・ソーントンはカッコイイね~♪
そして空軍から派遣されたペレス特別捜査官。ロザリオ・ドーソンもスーツ姿がカッコイイね~♪


やがて事件の全容が見えてきて、謎の女アリアの正体が明かされたところで、いったん謎は解明。
冒頭の無人爆撃機の誤爆の話も本筋と繋がります。

イーグル・アイの正体と企み(あと、アリアというネーミング)については、ちょっとがっくりきた感じだけど、でも、それでも失速しなかったジェリーの物語。
警備員と取っ組み合いしてるシーンで「あれ、なんで主人公こんなに頑張ってるんだ……?」と、なぜか感動しました。

ダメな自分をいつも助けてくれた兄。死んだ兄の遺志を継ぐことで「今度は自分が兄を助ける」と信じ、命懸けで行動するジェリーの姿はとても良かったです。
彼が片手を高々と掲げ、撃鉄を引くシーンなんかはすごい泣けると思うんだけど……♪
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚


しかし、その後のエンディングの蛇足が、蛇足がぁ~……orz
すごく面白い"はず"なのに、いろんなところで粗が見えて、"面白くなりきれなかった"作品です。
残念……でも、僕は好きです♪

「ジャンパー」とか、雑なSF映画に寛大なYuckeでした。


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