ぼくのゲーム遍歴 ~RPG編~
「ファイナルファンタジーV」

機種:SFC
ジャンル:RPG
開発・販売:スクウェア
発売年:1992年



片付けをしたらスーファミ本体と一緒に出てきたので、約20年前のゲームをプレイ。
超有名RPG「ファイナルファンタジー」シリーズの5作目です。
全クリしたつもりでいましたが、実はしていませんでした……。今回初めて全クリ(笑)

【ストーリー】
さすらいの旅人バッツは、隕石の落ちた現場でタイクーンの王女レナと記憶喪失の老人ガラフと出会う。風を司るクリスタルに起こった異変を調べるため、一行は、海賊の頭ファリスを仲間に加え、クリスタルが安置される風の神殿へと向かうが……。

【ジョブチェンジ】
「III」で初めて導入された転職システムがパワーアップして復活。「アビリティ」の要素が追加され、“職を極める”楽しみが生まれました。ジョブが持つ特性はアビリティLVをMASTERにすることで、「すっぴん」(ノーマルなジョブ)に引き継がれるので、頑張って忍者やモンクをMASTERにすると素に戻った時にいきなり強かったりします。逆に、特性が無い、または必要性が薄いジョブ(踊り子や風水士)はほとんど手を付けないままクリアしてしまえるのが少し残念。すべてのジョブに活躍の場があれば……というのはゲームにハマった人がよく言う「~さえ~なら」です(笑)

【乗り物】
チョコボ1羽、黒チョコボ1羽、船(動力は水竜)1隻、火力船1隻、飛竜2頭(タイクーンのと異世界の)、飛空艇1隻(後に潜水も可能に)。乗り物の行動可能地域によってストーリー進行を制限してる(黒チョコボは山を飛び越えますが、飛竜はムリwがんばれょドラゴンww鳥に負けるなょwww)ので、自然と乗り物が多くなりますね。特に飛竜2頭は終盤、レナの飛竜かクルルの飛竜か分からんくなる(笑)最終的には、チョコボ1羽、黒チョコボ1羽、飛竜1頭、飛空艇1隻になります。もう1頭の飛竜は、なんと召喚獣フェニックスに!

【音楽】
コンポーザーは植松伸夫。好きなBGMは、ビッグブリッジの曲と、バッツの過去回想で流れる曲。ビッグブリッジの方は、「XII」のサントラで崎山仁によってリメイクも。過去回想の方は、ヴォーカルコレクション等で何度かアレンジされていて、今回あらためて原曲聴くと、なんかいろんなところが震えました(笑)



【感想】
地水火風のクリスタルあり、チョコボあり、飛空艇あり、世界に大異変あり(今回は世界と異世界の合体!)、ラストバトルはもちろん異次元……という、僕にとって「これぞFF」というお約束を結集したような感じです。


とにかく主人公たちのポジティヴ思考が目立つ作品。
クリスタルが何度砕けても、仲間が死んでも、少し落ち込むけどすぐに回復。「いきましょう!」「よし!いくぞ!」と言って次の目的地へ……。
どんどん破滅へ追い込まれてるはずなのに、なぜか暗くならないんですよね♪


あと、パーティーメンバーが無個性的な感じのする最後のFFかもしれません。

初期のFFって、ラスボス前まで進む頃には、全員が最強装備で最強魔法使えますって状況になりがちで、そこがまさに“ファイナルファンタジー”って感じがするんですが、この「V」もアビリティを習得していくと最終的には各キャラの役割とか個性は無くなりますね。
「VI」以降では、そのキャラ固有のコマンドがあったり、装備に制限あったりするので、“使いやすいキャラ”とか“トリッキーなキャラ”とか、役割とか個性が強く出てくるんですけどね。
「V」では、極めるにつれ、みんな同じになっていく感じです。

全員で「ぜになげ」してたら、ネオエクスデス1分で死んだ~~……みたいな(笑)