トランスフォーマー
(2007年/アメリカ)

【監督】
マイケル・ベイ
【キャスト】
シャイア・ラブーフ
ジョシュ・デュアメル
ミーガン・フォックス
ジョン・タトゥーロ

*あらすじ
 
アメリカのロサンゼルスに住む高校生サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)は、念願の自分の車を持つことを父親から許されたが、買えたのは中古のカマロだった。いうことを聞かないオンボロ車に最初は不満だったが、車をきっかけに憧れの美少女ミカエラ(ミーガン・フォックス)と急接近する。しかしその夜、カマロが突然動き出し走り去ってしまう。懸命に後を追ったサムは、愛車がロボットに変形するところを目撃する……。そのロボット"バンブルビー"は、惑星サイバトロンからやってきた金属生命体"トランスフォーマー"の一体だった。

*感想(20117月24日、地上波にて鑑賞)

「トランスフォーマー」シリーズ3部作、一気にレビューです。
正直、1ヶ月以上経つと、記憶にあるシーンがどの作品だったかも怪しいですが……。
……がんばります!


まずは1作目「トランスフォーマー」から。
金属生命体が地球にやってきて、母星を破滅させた戦争の続きをするという話。(←乱暴な要約;)
オプティマス・プライムを司令官とする正義の戦士"オートボット"と、悪の軍団"ディセプティコン"が、生命を生み出す力を持つ物質"オールスパーク"を巡って戦います。

主人公はちょっと冴えない高校生サム。モテたくてしょうがない少年の役が見事にハマっていますよね、シャイア・ラブーフは!憧れのミカエラに一生懸命にアピールする姿がコミカルでグー♪
そのミカエラにギャル系美人女優ミーガン・フォックス。んー、セクシー♪特に重要な役どころではありませんが、彼女がいないと全然つまらない映画になってしまいそう……。

あと、サムの両親ウィトウィッキー夫妻も騒々しく楽しませてくれます。シリーズ通して暴走気味ですね、この夫婦(笑)番外編で「愉快なウィトウィッキー家」みたいなのがあったらいいなあ、とかついつい思ってしまう。あの勢いがあればコメディ映画もう一本くらい撮れちゃうんじゃないでしょうか?

そして、僕が一番気に入った登場人物が、ジョン・タトゥーロ演じるシーモア・シモンズ。
政府の極秘機関"セクター7"の調査官で、サムの前に立ちはだかります。
この人、最初は嫌なヤツとして登場するんですが、徐々に変人化していき、強力な個性でもって主要なキャラクターになっていくんですね。
「アルマゲドン」で、ずっとネガティヴ発言を連発していたスティーヴ・ブシェミを見るような気持ちで見ました。


遊び心と男子の夢がいっぱい詰め込まれた作品です。
いろいろ面白いところはあるんですが、全部書きだすとキリが無いのでやめます;
ロボットの変形〈トランスフォーム〉のCGがもの凄いとか、ヒロインがイイ女だとか……。序盤の砂漠での戦闘シーンからラストの決着までのアクション、そしてコミカルに暗躍するディセプティコンの小さい兵士たち♪

つまりは、マイケル・ベイ監督のハイテンションなアクション・ムービー!
……ということですね♪

ロボットの顔がゴチャゴチャしすぎの気もするけど、まあ、ハリウッドだからそうなるでしょう♪
3作目見るまでに慣れます!(笑)




トランスフォーマー リベンジ
(2009年/アメリカ)

【監督】
マイケル・ベイ
【キャスト】
シャイア・ラブーフ
ミーガン・フォックス
ジョン・タトゥーロ
ジョシュ・デュアメル

*あらすじ
 
ミッション・シティでの戦いから2年。オプティマス・プライム率いるオートボットは、対ディセプティコン特殊部隊NEST(ネスト)のメンバーとして、世界各地に散らばっているディセプティコンの残党退治に勤しんでいたが、上海戦にてディセプティコンが死に際に残した「ザ・フォールン様が蘇る」という言葉を聴く。その頃、オールスパークの欠片を奪取したディセプティコン達が、海底に沈められたメガトロンを復活させ、本拠地へと帰還する。そこに待っていたのは、メガトロンが主と仰ぐ、地球に対して復讐(リベンジ)の念を募らせた"ザ・フォールン"であった。

*感想(2011年7月31日、TV録画にて鑑賞)

第2作目「リベンジ」はアドベンチャー映画的な一面も……。

相変わらず登場人物は魅力的なキャラクターばかり。
大学生活を始めたサム、奇跡的にまだ続いてる恋人のミカエラ、そして過保護で愉快な両親。

そしてやはりどうしても言っておきたいのが、セクター7の解体によって今は実家の肉屋(!)を切り盛りするシモンズ(笑)
独自に進めていた研究を元に、再会したサムをある場所へと導きます。

この辺からはロボット・アクション映画というよりもアドベンチャー映画。
トランスフォーマーの指導者"プライム"たちが隠したという"マトリクス"を探してエジプトを探索します。
途中は宝探しの映画です(笑)


しかし、最後には巨大ロボットの大バトル!
瀕死のオプティマスも、ジェットファイアとの合体によってパワーアップ!
やっぱ合体!……合体ですよね、ロボットは!!燃えます♪
ちなみに合体後のオプティマス・プライムの名称は、
「ジェット・パワー・オプティマス・プライム」
というらしいです!!燃えーー!!

そして敵方も合体!……というより集結して超巨大ロボットになります。
こっちはすごい悪趣味~~……。でもまあ、ハリウッドだからそうなるでしょう。


ちなみに"老兵"ジェットファイアがけっこう好きです。




トランスフォーマー ダークサイド・ムーン
(2011年/アメリカ)

【監督】
マイケル・ベイ
【キャスト】
シャイア・ラブーフ
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
ジョン・タトゥーロ
ジョシュ・デュアメル

*あらすじ
 
1969年、アポロ11号による人類初の月面到達が達成された。しかし、その裏にはもうひとつの計画が隠されていた。それは月の裏側(ダークサイド)に衝突した宇宙船の調査だった。真実を知るものはそれを極秘としたが、それは後に起こる悪のトランスフォーマー軍団ディセプティコンによる地球侵攻の足がかりとなるものを示すものであった。

*感想(2011年8月22日、MOVIX利府にて鑑賞)

3D映画となる3作目はシリーズ初の劇場鑑賞で観ました♪
なんというアクション、なんという迫力、なんという機械兵器……。
お腹いっぱいを通り越して胃もたれするほどの大容量映画です。


キャストはいまや見慣れた面々。
しかし、新顔・脇役たちも魅力的な人物ばかりです。

前作までのヒロイン・ミカエラを演じたミーガン・フォックスは、監督批判発言でスピルバーグ(製作総指揮)の怒りを買い、残念ながら降板。
しかし、新ヒロイン・カーリーを演じたロージー・ハンティントン=ホワイトリーがこれまた美女!
顔とプロポーションだけで採用され映画初出演なんですが、そんなことは正直どうでもいいですね♪

サムが就職した会社の上司にまさかのジョン・マルコヴィッチ。
この人も嫌なヤツというより変人ですね……。オートボットを前にしてはしゃぐ姿がよかった。

NESTを牛耳りに来た女性長官にフランシス・マクドーマンド。
めちゃくちゃ堅物だけど、あのシモンズと昔付き合ってたらしいです……(笑)
よりが戻ったかもしれないラストの演出がニクい♪


さて、そのシモンズはどうなっているか……。
なんと、自身の体験を書いた本がバカ売れし、執事付きの大富豪になってました!(爆)
そうくるか!Σ(゚Д゚;
しかもその執事が元NSA(アメリカ国家安全保障局)の諜報員で、突然目つきが変わって"仕事モード"になるし……。

脇役が本当に面白いですね、このシリーズは。


で、主な見せ場となる人間vsロボット、オートボットvsディセプティコンの戦闘シーンは、これでもか!というほどに見せつけてくれますし♪
本当に胸焼けするほどのバトルシーンです。(ロボットや戦闘についてはいろんな人が書いてると思うので、当ブログではシモンズにクローズアップしてみましたw)


何はともあれ、この3部作、マイケル・ベイに任せた結果、大成功を収めたんじゃないかと♪
監督の趣味や持ち味が存分に出ている映画で、作り手の楽しんでる感が見る側に伝わってくる作品。
面白いとかつまらないとか言えるレベルじゃないんです。「監督の趣味」なんです(笑)
これからもマイケル・ベイにはこういう騒々しい映画を作り続けて欲しいですね♪



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