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「アイ・アム・レジェンド」(2007年、アメリカ)

原題:I Am Legend  監督:フランシス・ローレンス  脚本:マーク・プロトセヴィッチ、他  製作:アキヴァ・ゴールズマン、他  製作総指揮:マイケル・タドロス、他  出演者:ウィル・スミス  音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード  撮影:アンドリュー・レスニー  編集:ウェイン・ウォーマン  製作会社:ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ、Weed Road Pictures、Overbrook Entertainment、オリジナル・フィルム  配給:ワーナー・ブラザーズ  上映時間:100分

【あらすじ】
2012年、廃墟と化したニューヨーク。元米国陸軍中佐であり科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)は、3年もの間シェパードの愛犬サムと孤独な生活を続けていた。一日も欠かさず生存者を捜し求めてメッセージを発信し続けていたが、応答はなかった。なぜなら、ウイルス感染により世界人口の60億のほとんどが絶滅し、ネビルはニューヨークのたった1人の生存者だったのだ。



【感想】
(2011年10月9日、TV録画にて鑑賞)

準主役はワンコで決定。

原作は1954年、アメリカのリチャード・マシスンというSF作家によって発表された“I Am Legend”という小説。
この作品、後のゾンビ映画にも影響を与えているみたいですね。
ウィル主演のものも含めて3回映画化されています。


ストーリーは「もし人類最後の一人になったら」モノ。
廃墟と化した草ボーボーのニューヨークで野生化した動物たちを狩る主人公。
わずかな食料を探し、生き残りが他にもいないかと無線で呼びかけるのが日課。

過去のニュース映像を再生し、無人のCDショップからABC順にCDを持って来ては聴き、話し相手は言葉の喋れない愛犬か予め配置しておいたこれまた言葉の喋れないマネキンたち。
後々分かることだけど、シュレックのセリフを空で言える。
最後の晩餐のためにベーコンを大事にとってある。

面白い演出とウィルの自然な演技。
マネキンの件を見て、自分も本当に独りぼっちになったらこうなるだろうかと考えたりします。


しかし、日が暮れると様子が一変。
過剰な程に厳重な戸締りをする主人公。ライフル抱えてバスタブで隠れるように眠る。
夜な夜な響くうめき声。明らかに何かを恐れている主人公。

そして、何かがついに現れて、「地球最後の一人」というのが半分ウソになります(笑)
「いるじゃん、人(っぽいもの)!」ってなります。
しかし、彼らもウィルの話し相手にはなってくれそうもない様子です。

正直、人(っぽいもの)が出てきたときには、「あ~、ゾンビ(っぽいもの)出てきたか……(-_-;)」と、ちょっとがっかりしたけれど。本当に一人というのを期待していたので。
でも、本当に一人ぼっちでドラマが作れるのかどうかは僕は知りません。(←無責任w)
安直な展開に思えるけど、そもそも原作がこの展開の元祖でもあるわけで。


さらに、別の闖入者が現れて「地球最後の一人」というのが完全にウソになります(爆)
そりゃ主人公もキレるって。「地球最後の男って言ってたじゃん、予告で!」……って、ちがうか。
ベーコンにキレたのともちがう。そんな風にしか見えないけど。

まあ、そんなこんなで主人公が伝説の英雄的存在になりました……という終わり方をして、「アイ・アム・レジェンド」のタイトルから見たらとても素直な、ちょっと安直な、なんだか終わってみると薄い物語だったなぁ~、なんて気分になるんですが、実はこの映画、2通りのエンディングが用意されているらしいんですよね。

調べてみたら、実はそっちの方が原作に近い解釈で、「レジェンド」の意味が全然ちがうみたいです。
そのエンディング(別ラスト)はレンタルではBlu-ray版でしか見ることができないみたいで。
公開1ヶ月前に、通常のエンディングに差し替えられたようです。倫理上の問題だったのかな?

「レジェンド」の意味が逆転すると、安直に思えた展開がいきなり皮肉めいたものになりますね。
我が家にBlu-ray導入されるのはまだ先と思いますので、とりあえず原作読んでみようと思います。


あ、準主役のワンコ。最愛のトラブルメーカーです♪






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