今回は【レンタル探訪】大放出祭り!!





スラムドッグ$ミリオネア (兄貴のヤクザっぷり:☆☆☆☆)

(映画館で鑑賞済)
やっぱりいい。間違いなくいい。何度でも見れるかもしれない。
吹き替えで見ても、一部は字幕になるので、日本人すべてにはウケないかもしれないが。
重い過去を背負っているにも関わらず、ラストはとっても明るい。ハッピーエンド!
音楽もやっぱしいいッス!!AR Rahmanのベストアルバム買っちまったくらい、印象に残った映画。





スシ王子 (マンガっぷり:☆☆☆☆☆)

美味しい寿司を食べると目や口や耳から黄金の光があふれ出てくる。
そこが唯一の見所でしょうか。
つーか、母のリクエストで借りてきて、半分以上見ていない……。正式なタイトルも書けない。ごめん。
「ニギッテヤル!!」





レッドクリフpart2 (史実無視っぷり:☆☆☆☆)

(映画館で鑑賞済)
これは父のリクエストで借りてきて、俺は小喬を周瑜が救い出すところから見始めた。
ずっと見ていた妹が一言、「曹操やっつけなきゃダメでしょ」……w
史実を知らない人から見ても微妙な映画だったらしい。





新宿インシデント (裏社会っぷり:☆☆☆☆☆)

ジャッキー・チェンが新たな境地を見せる!……かと思ったが、終わってみるとやっぱり良い人だジャッキー。
カンフーも酔拳もナシ。しかし、包丁で腕を切り落としたり、銃を撃ったり、任侠映画ならではの苛烈な映像。この映画がジャッキー・チェン主演作品の中で異色となることは必定。
「アジェ」の荒みっぷりと最期にも驚愕。
ストーリーは、なんとなく「走り抜けた」感が強い。終わり方にはいろいろ意見が出そうな映画。「流れんのかよ」とかw





スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ (佐藤浩市のヘンリーっぷり:☆☆☆)

くだらないがカッコいい。カッコいいがバカバカしい。人がどんどん死んでいく。最後には主人公と喋らない老人と喋れない子供の3人だけが残る。
あと、「マジック・アワー」以上にお馬鹿な佐藤浩市が見れる。この人は昔からこういう役者でしたっけ?
タランティーノが好きそうな映画だ。てゆーかタランティーノ自身も出演していて、唐突に名言を残していく。
「サヨナラだけが人生だ。」





ナイトミュージアム2 (続編っぷり:☆☆☆)

「1」に出ていた学芸員の女性は、秘密の共有者だったのに、「2」では見事に消えていた。
仕方が無いので(?)主人公と蝋人形のロマンスが展開される。その蝋人形役に「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。今回も魔法にかけられて(?)動き出す。ちなみに彼女は髪の毛短い方が可愛いかった。これは俺の親父も同意見。
「1」を見なくても充分楽しめるコメディーだが、「1」でのジェデダイヤとオクタヴィウスのいがみ合いを知っている俺としては、「2」で見せる2人の友情は心にグッと来るものがある。「1」を見てから見ることをオススメする。
「1」とは違い、登場キャラクターが「敵」と「味方」にはっきり分かれている。最後に親玉をやっつけるのだが、その蝋人形は無くなったら困るだろう?とか、博物館に防犯カメラは一つも無いのか?とか、途中から息子がまったく出て来なくなったりとか、ラストの前にフォローすべき箇所をほったらかしの感もするが、続編ってだいたいそんなもの。
ジェデダイヤ「お前のいつも着ているパリっとしたスーツ。ありゃあ死刑囚の服だ。」





フィッシュストーリー (正義の味方っぷり:☆☆☆☆)

(映画館で鑑賞済)
映画館でハマって、原作本を買い求め、そしてもう一度DVDで見てみた。やっぱりこの映画は最後にハッピーになれる映画だ。
一度目はワケの分からなさに悩みながら見ていたが、二度目は全部分かっているので、すべてのシーンを楽しみながら見れた。
やっぱり宇宙服の多部未華子が最高すぐる。そして逆鱗がカッコよすぐる。高良健吾がセクシーすぐる。
原作とは、まったく違うと言って問題ないだろう。もはや原案である。設定が大きく変えられたことで追加されたキャラクターやシーンがあり、伊坂幸太郎作品の良さは「会話の妙」であるといっても、この映画に限っては監督の「会話の妙」に変わっている。
「重力ピエロは重い」と感じた人は、フィッシュストーリーの軽さで宙に浮かび上がってください。
「大丈夫。どうせ売れないよ。」





墨攻 (囚われた恋人の探しっぷり:☆)

アンディ・ラウの顔に無意識に引き寄せられて見た。かっこいいよね、アンディ・ラウ。
ちなみにこの映画、「10万の敵を相手にたった一人で立ち向かう」というようなキャッチコピーがついているが、昨年公開された、やはりアンディ・ラウ主演の映画「三国志 Three Kingdoms -Resurrection Of The Dragon-」も、「10万の敵に一人で立ち向かう」というようなキャッチコピーだった。単なる偶然なんだろうけど、なんだか笑える一致だ。
「墨家」という防衛専門の軍師集団から派遣された主人公が、大軍に攻め込まれた小城を守る、というお話。
当然、戦闘シーンも多いが、レッドクリフの周瑜のように敵兵をばっさばっさと斬るわけではない。ちゃんと信念を持って行動する人物。さらにアンディ・ラウが、カッコよすぎず、強すぎず、本当の意味でカッコいい男を演じている。(牢に囚われた恋人の事は、全然見つけられないのだがw)
とにかく、彼の顔を拝むだけでも一見の価値アリ。





コーヒー&シガレッツ (紅茶の占める割合:☆)

あ、イサックはやっぱりイサック・ド・バンコレなの?シェリーとケイトが一人二役!?
ジム・ジャームッシュ監督が18年に渡って撮りためた11編のショートムービー。
共通するテーマはサ店でコーヒーやタバコをいただきながらの会話。そしてチェックのテーブルクロス。その時代の旬の人物たちが実名で登場する。
アメリカの俳優やミュージシャンを登場させ、普段なかなかお目にかかれないツーショットでおかしなやりとりをする、というのが監督のコンセプトだったようだ。よって、アメリカの映画に疎い、アメリカの音楽に疎い、という人には気づかないうちに楽しさ半減すること請け合い。俺も一度見終わったあとでエンドロール見ながら、「役名と俳優名が同じじゃん」ということに気づき、調べてみたらそういうことだった。
ただし、登場人物たちのくだらない会話や心情の描写自体は見ていて面白い。あと、全編モノクロなので目に優しい。
俺は「リミッツ・オブ・コントロール」のようなセリフも少ない、ドラマもない、何も分からなくても見てられる作品を期待していたのだが、この「コーヒー&シガレッツ」は会話ありき、しかも登場人物が登場すること自体を楽しまなきゃいけないという、本来、日本人にはちょっと難しい映画。
でも、日本版予告では「至福のリラックス・ムービー」だってさ。うまいなあ、この宣伝w
テイラー「ここはどこだ。」
ビル「武器庫だ、テイラー。」





ブロークン・フラワーズ (ほぼ同時期に付き合った女の数:☆☆☆☆☆)

コーヒー&シガレッツに続いてジム・ジャームッシュ監督作品。
初老の男性が、差出人不明の手紙で自分に息子がいることを知り、20年前に別れた女に会いに行く、というお話。しかし、女たらしの彼には思い当たる女性が5人いた。
あー、これがあってリミッツ・オブ・コントロールに至るわけね。と、なんか納得してしまう映画。
想像力をフル回転させても解けないラストシーン。車での移動シーン。
こっちを先に見て、リミッツ~を後から見たら、確かに「寝る」かもしれない。
出てくる女優がみんな美人だけど、終始気まずい感じが出てるのんびりした映画です。
ドン「結婚は?……子供は?……タイプライターは?」
カルメン「タイプライター?」





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いくら100円で借りれるとはいえ、毎週末の貴重な時間を映画に捧げ続けるのも大変ですね。

アパートにはPS2があるので、いちおー平日でも見れるんだけど、TVがアナログなのでなんか嫌。
やっぱり少しでもよりきれいな画面で見たいですよ。映画館が最高ですけどね。

では。