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ストーリー・オブ・ラブ
(1999年/アメリカ)
【監督】
ロブ・ライナー
【キャスト】
ブルース・ウィリス
ミシェル・ファイファー

*あらすじ

結婚15年目を迎えるベンとケティ。2人の子供に恵まれ、周りからは仲の良い夫婦と思われていたが、実際は夫婦間は冷め切っていた。些細なことでケンカし、お互いを罵る日々にうんざりした2人は、子供たちがサマーキャンプに行っている間、試験的に別居生活をすることにした。離れて暮らすことで、楽しかった思い出が蘇ってくる2人。しかし夫婦間の亀裂は、あまりに深かった……。

*感想(2010年9月20日、自宅にて鑑賞)
ブルース・ウィリスとミシェル・ファイファーが、これでもかこれでもかとケンカする映画。
男はすぐに顔を真赤にして怒鳴るし、女は泣きながらヒステリー。
歩み寄ろうとしても、過去にお互いさんざん傷つけあったことは水に流せず、また元の木阿弥。

結婚なんてしたくなくなりますな。
なあ、なんでみんなそんなに婚活がんばるん?



まあ、でも一応映画は気持ちの良い終わり方になるのかな。
結末言っちゃうとあれなので書きませんが。

基本的にコミカルなんだけど、離婚っちゅーもんが10年前よりも遥かに気軽になってしまって、それを誰しも問題意識として持っていると思うので、1999年の時点ではコミカルかもしれなかった話も、今見ると本当に深刻に捉えてしまう。
でも、基本的にはやっぱりコミカルなのか、「ケツなんてものは存在しない」という監督演じる友人のセリフにウケつつも感心してしまった。

ケツは、足のつけ根にある肉の塊にすぎないそうだ。
だからなんだ!と言われれば、それまでだが!!

一瞬、哲学的な方向へ進むのかと思ったら、そんなでもなかった。



結局、僕自身が経験したことのないものを見せられても共感はできない、ということだろうか。
(ハチャメチャなアクションやSFならともかく)
主人公たちと同じような年代の夫婦であれば、かなり思うところはあるのかもしれないけど。



一言:ヒステリー起こした女性を見るのがツライ。正直もう見たくはないなあ。


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