中古ゲームレビュー
『R レーシングエヴォリューション』



ナムコから発売の、カーレーシング・ゲーム。
4、5年前に買ったのにいまだに遊び尽くせず、すぐに手の届く所に今も置いてある。

機種:PS2
ジャンル:レース
開発・販売:ナムコ
発売年:2003年

【車種】実車30種以上。イベントクリアや購入で獲得。半分以上の車種で色違いが用意されている。
【コース】10コース。鈴鹿やモナコなどの実在のコースの他、ラリーコース3種、ドラッグコース1種。(ドラッグコースはただの直線w)
【モード】「レーシングライフ」「イベントオムニバス」「アーケード」「2Pモード」「コレクション」。「イベントオムニバス」には、100以上ものレースイベントが用意されている。車両のチューンナップと購入も「イベントオムニバス」で行う。
【BGM】ナムコオリジナルっぽい。おしゃれな曲が10曲ほど収録されている。ちなみに、効果音のみをOFFにして10分ほど走ると、余計な音が入ってないBGMが録音できる。

【特徴】
テーマは「人」。新システムの「プレッシャーメーター」と「ラジオ(無線での呼び掛け)」が印象的。
さらに主人公・速水レナがレースの世界に飛び込み活躍する「レーシングライフ」モードは、3DCGのムービーを挟んで12のチャプターで描かれる。ゲームオリジナルのキャラクターによるストーリーモードというのも、他のレースゲームにはあまり無いのではないだろうか。

・プレッシャーメーター
自車が前方を走る車に一定以上近付くと、画面にメーターが現れ、徐々にメーターが溜まる(プレッシャーを感じている状態)。メーターを完全に溜めプレッシャーフルの状態にすると相手の車は不安定になり、そのままコーナーに入るとコースアウトしたりスピンしたりする。
相手のスリップに入って距離を詰めると同時にプレッシャーを溜め、ミスを誘って抜き去る、というのが基本戦術になる。

・ラジオ
走行中にチーム監督のステファンやライバル車のドライバーが無線で話しかけてくる演出。(字幕付きの英語セリフ)
プレイヤーの走りによって、ステファン(表示字幕は『PIT』)から「ブレーキが遅い」とか「スムーズなコーナリングだ」とかアドバイスや評価をもらえる。僕のようなレースゲーム初心者には、評価をもらうことで、どんなラインをとるべきかの大まかな指標になると思う。また、誉められると素直にうれしい。
ライバル車もすべて名前がついており、メーターの長さや喋る内容も少しづつ違うので、覆面レーサーになってない。自車に追われて焦るセリフや挑発的なセリフなどを言ってくる。
様々なセリフが収録されているが、お気に入りはステファンの「サヨナラ、ベイビー!」。



【まとめ】
レーシングライフだけだとかなり物足りない印象。メインはイベントオムニバスモードだと言っても過言じゃない。
イベントオムニバスのレースでは、下位クラスの車両で上位クラスの車両に勝たないといけなかったりするので、コンプリートにはかなりの根気が必要。
初心者にもとっつきやすいストーリーモードと、玄人向けのイベントモードに分かれるゲーム。
僕のコンプ率は92%。あと少しだー。