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(いい眺めだ……)



『スタスキー&ハッチ』(2004年、アメリカ)
2010年10月9日、自宅にて鑑賞。





【あらすじ】
真面目すぎるのが玉にキズのスタスキー刑事と、テキトーな刑事ハッチンソン。
反目しあう2人はひょんなことからバディを組まされてしまう。
ある殺人事件から捜査を始めた2人だが、事件は巨額の麻薬取引と絡んでいた。



【解説】
スタスキーとハッチの凸凹刑事コンビの活躍を描いたコメディー。
70年代アメリカで放送され、日本でも放送されたTVドラマのリメイク映画。
結末では、ドラマ版の主役2人が特別出演する。
監督は『ハングオーバー!』のトッド・フィリップス。
日本では劇場未公開の作品。



【感想】
『ナイトミュージアム』のベン・スティラーと、『シャンハイ・ナイト』のオーウェン・ウィルソンの共演。
(あ、オーウェン・ウィルソンは『ナイトミュージアム』にも出てるね。ジェデダイヤの人ね)

くだらなくてバカバカしくてちょっとお色気ありで退屈で……。
我慢して見てるとクライマックスですげーボケをかましてくれる。

普通は、コメディーでもラストはビシッと決めたりするもんだけど、この映画は全然決まらない。
決めるところでボケに走ったら意外に爆笑だった。
まあ、確かに映画館で観る類の作品じゃないね♪



赤いグラン・トリノでこれでもかっちゅーくらい走り倒す。
そしてぶち壊す。『グラン・トリノ』のイーストウッドがスタスキーだったら、あのアジア人殺されてるだろ(笑)

70年代のドラマのリメイクって知らずに見たので、ラストでカメオ出演したおじさんたちに「?」でした。
「あれ、この人達、同じ衣装着てるけど?」


一言:
V8エンジンは空を飛ぶためにある。
グラン・トリノは壊すためにある。

★★★☆☆

『スタスキー&ハッチ』
原題:Starsky & Hutch
監督:トッド・フィリップス
出演:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ヴォーン、スヌープ・ドッグ
配給:ワーナーブラザーズ
2004年、アメリカ