アフリカタワー占拠事件から4ヶ月?後・・・。
私個人がもっとも恐れていた事態になってました。ダブルオーの世界。

連邦政府の情報統制によって、何故かメメントモリが正義の味方に・・・!?
当然、アロウズも正義の味方に。
前回のレビューで米大統領みたいだと思った新大統領は、似てるのは容姿だけで、中身はまったく違うみたい。テロリストの撲滅を訴える。
んで、それを熱狂的に受け入れる世界市民・・・。

なんで、ここまで情報統制がうまくいくのか、ちょっと疑問です。
現実であれば、ミャンマー、チベット、イラク、アフガン・・・さまざまなところでいろんな事件が突発的に起こるけど、それらはすべてその日のうちに世界中の(少なくとも日本の)TVで報道されるわけで・・・。
アフリカタワーから降り注いだ外壁が市街地に落ちそうだから皆で守ったっつーのに、その様子を一般市民は誰も分からなかったのだろうか?
逃げることに必死で写メ撮るヒマもないのは分かるけど、フリーのジャーナリストとか、TV局の特派員とかが一人ぐらいいるだろうに・・・。
そういう職種の人たちは、「特ダネだ!」となるわけで、そのライブ映像がリアルタイムでお茶の間やネット上に流されてもいいだろうに・・・。

別の視点から見ても、軌道エレベーターの外壁をすべて撃ち落すには、「正規軍やアロウズの現有戦力だけではムリだ」とか、学識者から連邦に対して疑問や不信が上がってもいいと思うんだよね。
市街地を守るにはカタロンやクーデター派の協力が不可欠なはずだ、となれば、何故、政府は情報を隠蔽するのか、ということになり、市民からの支持率は急落することになる。

それらを抜きにしたって、当時、軌道E内にいた6万人の市民はみんな死んでしまい、さらにアフリカタワーは使用できなくなり世界に大きな経済的損失が出たわけだから、政府がテロやクーデターを未然に防ぐことができなかった責任を追及されてもいいと思う。
それを受けて前の大統領が代わって新大統領になったのだとしたら、熱狂的に迎えられる意味が分からない。

情報統制やプロパガンダという設定はストーリーに厚みを持たせるので好きなんだけど、今回ちょっとイマイチなんですよ。「え?」と思ってしまう。
市民の大半を操作できたとしても、それに対して反抗したり疑問を持ったりするマイノリティは常にいるわけで・・・。
そういう人たちを反政府分子として力で排除すれば、他の市民からも「やりすぎじゃないか?」との声が上がると思うのね。
そういう風に世界は傾きながらもバランスを取ろうとするものだと思う。



そんなこんなで、さらに存続が危うくなったカタロン。
んで、ついにレコード会社に曲を売り込んでしまった皇女。
なんか子育てしてるところラクスと似ている?
そのうちそこに刹那も加わって・・・、あぁ!!種死だっ!!

つーか、CBが出撃の時、みんな想う人の名前を呼んで出撃したっつーのになんなんだ、ティエリアと刹那は!?www
「ヴェーダ・・・。」←人かっ!!
「ガンダム・・・。」←お前かっ!!
特に、刹那。本来ならそこは「マリナ・・・。」となるはずでしょっ!?
いや、逆に刹那に忘れ去られた皇女様が影薄すぎるのか・・・?

他にも、クラウスまだいいとこないよね・・・。シーリンも。
残りの話でちゃんとみんなに見せ場があるのかな・・・。



ライルとアニューの4ヶ月に渡る蜜月。(想像)
アニューは多分、自分がイノベイターであることを知らずにソレスタルビーイングに送り込まれたんではないだろうか。
んでリヴァイヴのテレパシー能力によって、一方的に位置を知らせてしまっている、いわば子供に持たせるGPS携帯の役割を担っているんだとしたら・・・。
波乱ですなw
「良かったですね」と言ってられるフェルトがこのあとどうなるのか・・・。
のこり6話くらい恋愛モードに入りそう・・・。いろんな人たちが。

で、そのイノベイターのテレパシーを何となく違和感として捕らえちゃう刹那。
やっぱ主人公だから生まれながらに特別な存在なのか?
私はそんな展開認めないぞ!w
ダブルオーライザーでのトランザムによって周囲の人間がテレパシー状態になる、という経験を人一倍体験している刹那が、人間がもともと持っていた超能力を開花させたという見方もできるしな♪
でも、そしたら沙慈もそのうちテレパシーできるようになるかもwww



1番イタかったのは、マリーソーマに戻ったことかな。
アレルヤがハレルヤになってみんなに迷惑かけるほうが見ていて楽かもしんないw
何なんだろうね、人格って。
マリーとソーマの両方の記憶を持っているのなら、どちらとも違う人格にならないのかな?



マネキン姐さんがアロウズを脱走!?
文句言いながらも仕事はきっちりやる人だと思ってた。
てゆーか、あの人に「潜伏」とか似合わないでしょwww
やっぱ、前回勝手にカタロンやCBに協力したことを、上層部に追及されたのかな・・・。
以前、スメラギ宛に電文送ったこともあるし・・・。
前回ではそんなそぶりは微塵もなかったんで意外。

ということは、コーラサワー(ノンアルコール?)は・・・。
姐さんについていくんだろうか?
その方が救われるわ・・・私が。
もう、かつての仲間が敵同士になるのはうんざりですw



A-Laws Reports


というわけで、アロウズの司令官クラスは、カタギリ司令と金髪豚野郎ことグッドマン准将だけになり、俄然、敵艦撃沈がしやすくなりました。(視聴者にとってw)

パイロットでは、アンドレイとルイスが撃ちづらいけどwいや、アンドレイは撃ってもいいか?w
残りは、イノベイター2人に、武士道履き違えた馬鹿が1人と、そいつのために玩具開発するはめになった開発主任。
う~ん実に狙い甲斐があるってものさ♪

しからば!