4月になってから店長の「早めに有休消化しろ作戦」がはじまり、なかば強制的に有休を取らされておりますYuckeです。
今日までにすでに2日ですよ?
このペースで行くと8月か9月ころには有休なくなってるかも・・・。
「7月からどうなるから分からないからさ~」とは店長の談。
どうなるか分からないって・・・まさか、Yucke解雇ですかw

いきなり、関係無い話っぽいけど大丈夫です。ちゃんとつながります。
その強制的な有休を不満に思いながらも、映画館のメンズデー利用できるのは平日だけなので、きっちり映画を見てきました、という話。
ほーら、つながった♪

4月9日、「フィッシュストーリー」を見てきました。
本当は4月10日が休みで、「レッドクリフPart2」公開初日に見るはずだったんですが、職場の人にやんごとない事情ができてしまって、前日に休む羽目になりました。
でも、何かしら見たいなと思って映画館へ向かう間、携帯webで調べて「フィッシュストーリー」に決めました。
面白かったです。予想外に。
思わず原作を買って、今読んでますので、読み終わったら記事書きます。

というわけで今回は4月16日に見た「レッドクリフ Part2 -未来への最終決戦-」について書きます。

なんなんだこの無駄に長い前フリは・・・w

レッドクリフ Part2 -未来への最終決戦-

かっこよくタイトル書きましたが、中身大したことないので、あまり期待せずに。

多くの人が書いてそうなことは今回省きます。
「火計がすごかった」とか「孔明の知略がすごい」とか。


普通に、いや普通以上に楽しめました。
見ていて何度も涙腺がゆるみましたし、100億円の映画ならではの大スペクタクルでした。
ただ、厳密に言えば、あれは「三国志」でも「三国志演義」でもない。
映画「DRAGON BALL -EVOLUTION-」がマンガ「DRAGON BALL」と似て非なるように、「レッドクリフ」も「三国志」を下敷きとした新しいストーリーと考えたほうがいいでしょう。
この記事のタイトルに書いたように「レッドクリフ -EVOLUTION-」とでも言えるものでしたw

私Yuckeは、それほど「三国志」に詳しくありません。
ほとんどがTVゲームやカードゲームからの情報ですので、それら自体が脚色されていることもあります。
しかし、そんな私でも「明らかに違う」と言える部分がありました。

尚香が敵地に潜入。小喬が曹操陣営に単身乗り込む。黄蓋の苦肉の計を周喩が否定する。周喩と別れの言葉を交わす孔明。
他にも、孫権が曹操本陣まで攻め上がったり、周喩がバッサバッサと敵を斬ったり。
詳しい人なら他にも気づいた点はあると思います。

「Part1」のときにも相違点はあったので分かってはいたんですが、ジョン・ウー監督の「美学」や考えが多く取り込まれている「三国志」なのは間違いないです。
老将・黄蓋が周喩に対し「どんな罰でもいいですから、私を50回ほど叩いてください。傷だらけの姿で投降すれば相手は信用するでしょう」と苦肉の計を進言するのですが、周喩は「老人にそんなことはされられません」と言って断っちゃいますw
儒教の考えでは年寄りを敬うのが当然なのかも知れないですが、逆にそこ以外に黄蓋の見せ場はあるのか?と問いたくなりますw
ジョン・ウー監督の新しい周喩像なのかもしれないです。

余談ですが、黄蓋は結局、一番に火のついた船で突っ込みます。
突撃後は水に飛び込みました。その後出てこなかったですが、おそらくは助かったのでしょう。
一方、甘寧をモデルにした甘興は対岸の曹操陣営を突破する際に命を落とします。
老将は生き永らえ、若き将は命を散らせる・・・。
世界で最も少子高齢化が進んでいる日本に住む私としては、複雑な思いがします。
いや別に「殺すなら老将にしろ」といいたいわけではないですよ。

「美学」と「歴史」の狭間で

私個人としては、やはり史実や「演義」を忠実に再現して欲しかったです。
その上で、歴史で語られていない部分をジョン・ウー監督の美学で描きだして欲しかった。
映画の最後、崩壊する曹操の本営で周喩、孫権、趙雲、劉備と曹操が向かい合います。
もうそれだけでもありえない光景なわけですw
そして曹操が負けを認めると、周喩は言います。
「勝者はいない」と。

両軍の死体の山を見て、その中でうなだれている尚香を見て、周喩はそう言ったのでしょうが、勝者はいなくとも、せめて意味を持たせてやらないと、それこそ死んでいった兵士たちに申し訳が立たない、と私は思うのですが、どうでしょう。
一瞬、かっこいいセリフに聞こえましたが、すぐに疑問符が脳裏に。
これも、ジョン・ウー監督の描いた新しい周喩ということでしょうか。


「演義」ではこの後、周喩は孔明の才能を恐れ追っ手を差し向けるはずです。
しかし「レッドクリフ」では周喩と孔明の穏やかな別れがありました。
この点についてもYuckeは少し不満なわけです。

シネマコンプレックスでもらえる「シネコンウォーカー」にジョン・ウー監督の談がありました。
「曹操という強大な敵を前にして周喩と孔明が争っているのは、あまりにも二人の度量が狭いと感じた。
 史実を調べたが、周喩も孔明も人格者で非常に心の広い人物だったから、志をともにした二人が団結して戦うという物語にするべきだと思った」
この言葉自体にはYuckeは異論ありません。
ただ、赤壁の戦い以後も三国志の世界は続いていくわけで、しかもその世界は、例えば劉備と孫尚香が政略結婚せねば平和が保てないほど紙一重な世界で、そのことを考えるとどうしても孔明を「友」として笑顔で送り出す周喩が不自然に思えてしまいます。

いくら人格者で心の広い人物だったとしても、両者とも王に仕え兵士を動かす要職です。
人格者なら当然、自軍の損害は最小限に抑えたいはずです。
となれば近い将来脅威となるであろう孔明を今みすみす逃がすことは、呉の兵士数千数万の命を捨てることと同じではないでしょうか?
ジョン・ウー監督は二人を「友」と位置づけましたが、周喩が民のために苦渋の選択をする理由も十分にあると思います。
そして孔明にはそれを笑って受け流す度量と知略があると。
「矢を集めること」と「敵将を暗殺すること」で互いの命を懸けた二人が、別れ際、再び命を懸けてもいいわけです。私的には。
それでも二人の友情関係は崩れないだろうことは、「レッドクリフ」を見れば分かります。

女たちを見よ!孟徳を見よ!!風景を見よ!!!

逆に小喬や尚香ら女性陣の描き方には感銘を受けました。
やりすぎな感じもありますが、戦の時あまり表に出てこない女性たちは実はこんなことをしていた!みたいな。
しかもそれらが重要な勝因になっています。
「レッドクリフ」では小喬なくして80万の曹操軍は打ち破れなかったのだ!
小喬役のリン・チーリンが本当に美人で見てるだけでいいから一生見てたい。
曹操の気持ち分からんでもないですw
でもYuckeはヴィッキー・チャオ演じる尚香が髪を下ろした瞬間だけ見せる色気にズキューーンッ!!
・・・。
失礼しましたorz


三国志ファンには曹操サイドから物語を見るという楽しみがあります。
曹操サイドから見ていて面白いシーンは一瞬だけありました。
思わず「どっちが勝ってもいいじゃん」と思いましたw
でも、今回まんまと小喬にしてやられた曹操をみるのは曹操ファンからすると辛かったでしょうね。
この後、この赤壁の大敗をきっかけにして曹操は次のステージに上がります。
できれば、その前触れみたいなものも見せて欲しかったなあ、と思います。


しかし、シネマ情報誌や予告編をたくさん見てしまうと、展開が分かってしまってつまらない部分も多いですね。
登場した瞬間、「あぁ、この人死ぬんだな」とw
で、実際そうなっちゃうし。100%三国志知らない人でも読める展開ではありましたが。
何の話かというと尚香の人間ドラマです。
21世紀現代日本ではよく描かれるパターンの話ではないかと思います。特にサブカルチャーで。



んで、結構文句言ってきましたが最後にオススメするのは、景色の美しさです。
もちろん戦場の迫力もすごいですが、私が言いたいのは中国の野山の風景。
風景だけでも、そこに人が交わっても、美しい。
ラストの風景は特にオススメです。

中国の戦記物は気になってしまう

三国志に限った話ではないです。
これまた金城武出演の「ウォーロード」。
清の時代の話らしいですが、多分見ると思います。
三国志と違って内容がサッパリ分からないので、逆にすべて受け入れて楽しめると思います。

あとは、趙雲の生涯を描いた「三国志」(ズバリだなw)。
これ実は2月からやってるらしく、今、上映してるとこあるのか?と不安になってます。
曹操の孫娘やらがオリジナルキャラクターで出てくるみたいです。
オリジナル部分をつけない三国志はないのでしょうか?


まあ、こんな風に中国の戦記物はチェックせずにはいられないYuckeです。
いや、中国に限らず、戦争が出てくる作品は(大河ドラマも含めて)だいたい気になってます。
前回の記事で言ったとおり、「重力ピエロ」や「GOEMON」なども猛烈気になってますがw
いくらメンズデーで1000円とはいえ、月にそう何回もいけるもんじゃないので、選んではいます。
それでも、有休もらうたびにその曜日メンズデーの映画館に行くことでしょうw

あとさらに、「カラスコライダー」超絶気になってます!
カラスコとは楽天イーグルスの非公認のマスコットキャラクターで、カラスが覆面をつけたような姿をしています。
その彼が、いつになっても球団から公認してもらえないので、俳優になることにしたわけです!(←適当に言ってますw)
ヘタすると東北や宮城のみの上映かもしれないので、その意味でも絶対見なければ!と思っています。

それでは!