「Activity Center」を最近買った。
http://jp.youtube.com/watch?v=AasiS99rnKk
(3曲目の「All Around」のVideo Clipです)
「原点回帰」と評価されている。
あくまでギターでの表現に終始してる。
一曲目のイントロからして、エレキのフィードバックで始まるし。
前作「Fosbury」のイメージを強く持っていた俺は、最初、「ロックじゃん!?」という感じでした。
ただ、そのときは「テレビやラジオでよく流れる洋楽」という認識のみで、
曲名もアーティストの名前も知らなかった。(調べようとも思わなかったな)
Corneliusのリミックス・アルバム「CM2」を買ったときに、Heartbeatのリミックスが収録されていて、
そのとき初めてTahiti 80を知った。
ミニアルバム二枚とFosburyを聴いて、Tahiti 80がフェイバリットになったんだが、1st、2ndは聴いてなかったので、原点回帰といわれている今作は、逆に新鮮に感じる。
Fosburyのクラブ系の流れでくると思ってたから。
何度も聴くにつれ、「ロックじゃねえよ。これ。やっぱタヒチだ」という印象に変わりました。
重い曲が無いといったが、このアルバム4分を超える曲が一つも無い。
一番長いので3分57秒、ボーナストラック入って13曲で42分。
「この曲がクライマックスだ」とか、「ここで感動させる」とか、
そういう欲が一切無いことが一聴して分かる。
ライトなアルバム。
流して聴けちゃう42分。
しかし、このアルバムには「捨て曲」は無い。
というか、なんつうか、「聴かせる」とか「魅せる」とかじゃなく、
「部屋で流れてたらいい」とか「街歩きながら聴きたい」とか、
なんつうか、「アンビエント」な感じ。
(うまくいえねえ!)
一曲、一曲に区切りはあっても、全体としてひとつの「日常」のような、そんなアルバム。